東屋
武蔵
かつて家庭には虫除けのための道具がいくつもあり昨今見かける機会は減りましたが、いざというときのために手元にあると心強い虫たたきをご紹介します。
飛んでいる小蝿を箸で捕らえたという剣豪・宮本武蔵の物語にあやかり、名前は「武蔵」。
和歌山で古くからさまざまな生活道具に加工されてきた棕櫚は皮の繊維から作る束子や箒が知られていますがこちらの虫たたきは長くしなやかな枝と葉の姿をそのまま活かし葉の根元を編んで仕上げています。和歌山県有田川町清水にある「清水製作所」にて丁寧に作られています。
手に持つと軽く華奢な印象ですが、風雨に耐えた棕櫚の葉のしなやかさは折紙つき。軽く振って獲物に当てれば、一撃のもとに叩き落すことができます。
丈夫でお手入れも楽、昔の人の知恵が詰まった頼れる道具です。
[サイズ]
W80 × L 650 mm
[素材]
棕櫚 ・ 木綿
¥2,200 (税込)